人気ブログランキング |

KOKORO no SPA

kokorospa.exblog.jp
ブログトップ

カウンセリングを誤解していませんか?

カウンセリングを受けた事が無い人は、大抵、カウンセリングを誤解している事が多いのです。

カウンセリングとは、精神疾患や心身のバランスを崩した人が受けるもの、既に「病気」と診断された人が受けるものというレッテルが貼られているような気がしますが、これは誤解です。

しかし、体の調子が悪いから病院へ行ってみたら「うつ病」などと診断されたという人は、ある意味、「ラッキー」なのかも知れませんね。どうしても、まだまだ日本人はガンバリ屋さんなので、自分の体に自覚症状があったとしても、自分で認められず、「医者」に診断されて初めて受け入れるという人がいますから。

昨年の日本人のうつ病を始めとする心の病で自殺した人の数は、なんと3万人とも言われています。
この3万人が自ら命を絶つ寸前に誰かに話しをすることが出来ていたら、誰かが気が付いて言葉を掛けてあげていたら、救えた命もあるのです。

心の病は、特定の人だけがかかるものではありません。

このブログを読んでいる貴方だって、十分にかかる可能性を持っているのです。

勿論、カウンセラーや精神科医だって、心の病にかかる事もあります。しかし、こうした専門家は、自分の心を守る為にも、自分と向き合う為にも、そして更にカウンセラーという専門家として成長できるように、専門家もきちんと専門家のスーパーバイズを受けています。

日本では、カウンセリングというものが身近ではない為に誤解を招く事が多いのですが、 「良き相談相手」と言ったら理解してもらえるのでしょうか?

アメリカをはじめ欧米諸国では、日本よりもずっと心のケアーが進んでいます。
日本は、心のケアーが10年欧米諸国に比べ遅れていると言われているのです。

これは、文化的背景が関わっているとも言われています。
日本は、家族との繋がりが強く、今までは何かあれば家族に相談し、どんな事があっても家族は助けてくれるというのが前提にあったと言えます。

しかし、欧米諸国は、家族は家族、自分は自分という様に、完全に個人体で生活しているので、考え方そのものが違います。
自分に起きた問題は、自分で考え自分で決断し、自分で行動する。
これが欧米の文化背景です。
従って、自分の中で解決できない問題、決断に迷っている事、誰かの意見を聞きたいと思った時に、彼らは専門家の所へ訪れてアドバイスをもらったり、背中を押してもらったりするのです。

最近の日本も核家族化となり、個人体になりつつあると感じております。

日本人は、他人の目ばかりを気にして行動し、誰かに相談したいにも関わらず、「この話が他へ流れて噂になったらどうしよう」と悪い方向へ物事を考え、余計に自分の状況を追い込んでいる事があります。

また、日本人は他人の事が気になる為に、自分の事は棚に上げて、他人の話で盛り上がったりする事があります。そういう事が嫌だと思っていても、日本人は文化的背景から「協調性が大事」だと思っているので、輪を乱すことなく、黙り、そして自分ひとりで抱え込むという悪循環になっています。

世界の医療がどれだけ進歩しても、テクノロジーがどれだけ発展しても、ココロの中を覗く機械は未だに開発されておりません。

ココロの中は、他人から見えないのです。

しかし、ココロが健康で無ければ必ず何かしらの方法であなたに知らせてきます。
そのココロの発している警告にいち早く反応して、対応する事が必要なのですよ。

心の問題は、手術して治りません。
苦しい部分だけを名医でもメスで取り除く事はできません。

心の問題は、あなた自身がきちんと向き合い、改善に向けてゆっくりとカウンセリングという技法で適したセラピーを受け治して行くのが効果的だと言われています。

先進国で心のケアーがきちんとされていないのは、日本くらいではないでしょうか?
先進国であれば、人々は忙しく働き、ストレスも感じる事でしょう。しかし、我が国の心のケアーはまだまだ始まったばかりです。


カウンセリングを受けに来る方の中には、例えば「抗鬱剤」のような薬を飲みながらの方もいます。

薬は、脳の中の神経伝達に働きかける事によって、症状を緩和させるものです。鎮静剤に似ているかも知れませんね。薬を飲めば、その時は症状が治まる。しかし、根本的には治っていない。

抗鬱剤なども同様です。薬を飲むことによって、気分が一時良くなったりする為、即効性があるように勘違いしている人も多いかと思いますが、薬によって廃人のように何も出来ない人になっていく患者も中にはいるという事を知っておいて欲しいと思います。


前置きが長かったのですが、KOKORO no SPAのカウンセリングは、催眠療法などは使わずに対話を中心に進めていきます。対話を中心と言いつつも、時には絵を描いてもらったり、体を動かしてもらったり、文章を書いてもらったり、ロールプレイを一緒にしたりという事も行っていきます。

カウンセラーは、認知行動療法(Cognitive & Behaviour Therapy)の協会に登録しています。

認知行動療法の一環として、文章を書いてもらう事があります。文章を書くことは、頭の中で自分の書く事を思い起こしながら文字にしていくという行動が、自分の心の声と対話し、1つ1つ自分の事を認めていく事が出来ます。

このようにカウンセリングとは、単に話しをするだけって誤解をされやすいのですが、きちんとあなたの心が元気になれるよう、カウンセラーと一緒にあなたの心が元気になれるよう働きかけていきます。


次回は、カウンセリングの流れについてお話していこうと思います。
by KOKORO-no-SPA | 2012-05-23 23:09 | Counsellingとは・・・