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子供の言葉の遅れについて

言語療法・・・スピーチセラピー

このオーストラリアに来てから「スピーチセラピー」という言葉をあちらこちらで聞く機会が多い。

「うちの子、スピーチセラピーに通っているのです。」
「デイケアーの先生からスピーチセラピストにかかった方が良いと言われたのです」

などなど、スピーチセラピーという言葉を子供を持っているお母さんから聞く事が多い。


勿論、日本で保育士をしておりましたし、児童福祉を勉強してきましたので、言語の遅れを伴う子供と言うのも見てきました。

3歳児検診で言葉の遅れを指摘された・・・などという保護者の声は、たま~に聞いて、その子供の様子を注意深く見ていきますが、3歳児くらいでは判断しにくい面が沢山あります。

日本の場合、3歳児検診という検診の場で、保健婦の人と面談をしながら色々と判断される訳ですが、子供も知らない保健婦さんを目の前にすれば緊張もするでしょうし、いつも通りに言葉が出てこない事もあると考えられます。ですから、保育園のケースでは普段の生活の中で、あまりにも気になるな・・・という状態でなければ、様子を見ていきます。

しかし、このオーストラリアはディケアーの先生から「スピーチセラピーに通ってみたら?」と進めてくるというではありませんか??

少なからず英語圏では無い国とのハーフの子供にそういう風に言われる傾向があるように感じます。勿論、英語圏と英語圏以外のハーフでしたら、彼らの子供はバイリンガルに育つのであり、幼少期の子供の脳は、忙しく2ヶ国語が飛び交っているのです。

いいですか?

バイリンガルの子供の言語発達は、母国語の1ヶ国語で育てられている子供より言語発達はやや遅くなります。

また、自宅でお母さんが日本語で子供と常に会話をしているのであれば、勿論、母国語として日本語が子供にとっても強くなって行く事でしょう。しかし、デイケアーなどへ行けば英語で会話が行われ、チンプンカンプンになっている子供もいるかも知れません。そして、デイケアーの先生がその子は言語能力が遅れているという勝手な判断をし、セラピーを勧めてくるというのは、いかがなものでしょうか?

しかも、セラピーは母国語で行わなくては成果は出にくいものです。
バイリンガルであるならば、英語と日本語の両方でセラピーを行うのが理想でしょう。どちらかと言えば日本語の方が強いというようでしたら、勿論、日本語でセラピーを受けるべきです。


カウンセリングも同じ事が言えます。
オーストラリアで現地のカウンセリングに通っている日本人の方もいると思います。きちんと自分の内面を英語で相手に伝えられるのであれば問題ありませんが、基本は母国語でカウンセリングを受ける事が望ましいし、成果が得られると一般的に言われております。


お子様の言語の遅れが気になる方
デイケアーなどでスピーチセラピーを勧められショックを受けている方


私はスピーチセラピストではありませんので、スピーチセラピーは出来ませんが、子供の発達段階においての知識はありますので、お母さんのお話を聞いて、お子様の様子を見て、専門家にかかるべきか、別のアプローチがあるのかを一緒に考えていくお手伝いは出来るかと思いますので、ご相談下さい。
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by KOKORO-no-SPA | 2012-03-04 00:02 | Childcare (子育て)